犬の軟口蓋過長は短頭種でよく見られます。

呼吸時にガーガ―と異常な音がしたり、睡眠時にいびきをかいたりする特徴があります。

あまりに症状がひどい場合は手術により過長した軟口蓋を切除することがあります。

ブルドック２歳♀です。

西東京市にお住まいの方ではないのですが、他の病院で軟口蓋過長症を理由に避妊手術を

断られてしまったため当院にいらっしゃいました。

上の写真は麻酔をかけた時の過長した軟口蓋を鉗子で引っ張っている状態です。

手術後の写真です。

手術後は呼吸の状態も非常に良くなり、2年たちましたが様子はとても落ち着いています。