若齢小型犬の骨折(2)

Case
Introduction
症例紹介

Case Introduction 若齢小型犬の骨折(2)

若齢犬(1歳以下)の骨折は外科手術なしに治療することが可能です。

ただし、骨折後時間がたってしまうと外科手術が必要になることもあります。

5か月のトイプードル、体重は2kgです。

西東京市にお住まいの方で骨折直後だったため、当日にKPSという特殊なギブスで外固定を行いました。

左が骨折直後です。かなり骨折面がずれていますが大丈夫です。

真ん中が固定1か月後、左が2か月後です(ほぼ治癒しています)。

横から見てもだいぶ骨折面がずれていますが(一番上)、1か月後(真ん中)には仮骨が産生され

2か月後(一番下)にはきれいに治癒しています。

今回はKPS固定と培養上清の注射(再生医療)で治療を行いました。

再生医療(幹細胞療法や培養上清注射)を併用すると治癒が促進されます。

 

© 2019 アニマルウェルネスセンター