猫の拡張型心筋症

Case
Introduction
症例紹介

Case Introduction 猫の拡張型心筋症

肥大型心筋症は老猫の心臓疾患でよく見られます。肥大型心筋症は心臓の壁が厚くなることで血液循環が悪くなってしまいます。

拡張型心筋症は心臓の運動性が低下してしまうことにより血液循環が悪くなってしまいます。

猫は犬とは違い心臓病の症状が非常に分かりにくいですが、安静時の呼吸回数の増加は比較的よくみられます。

 

スフィンクス 7歳 雄 (西東京市在住) 最近呼吸が早いとの主訴で来院。

エコー検査で重度の左心房の拡大、運動性の低下(拡張型心筋症)が確認されました。

現在投薬治療により比較的症状は落ち着いています。(担当獣医師 渡辺)

 

左心房の重度拡大                                      

                                                             心室の運動性の低下(FS 5.4%)、心嚢水貯留

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