Case Introduction 犬の消化管内異物
10歳シェルティ(西東京市在住)、 突然頻回に嘔吐しているとの主訴で来院しました。
超音波検査で消化管内異物が疑われたため、バリウム造影X線検査を行ったところ小腸内で造影剤が停滞していました。
消化管内異物除去の目的で開腹手術を行いました。(担当獣医師 小林)
矢印の位置でバリウムの停滞が認められます。
バリウム造影X線
空腸内に異物が認められます(矢印)。
矢印の左側の腸が拡張(異物による内容物の停滞)、矢印の右側の腸の太さが正常です。
開腹時
異物は庭に落ちていた木の実でした。
摘出された異物