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血液検査「SDMA」について

ジメジメした日が増え、そろそろ梅雨がやってきそうですね🐸

 

当院では、今年から血液検査の機械が変わり、それにより院内でできる検査項目が増えました。

今日はその中の1つ「SDMA」のお話をしたいと思います。

 

「SDMA」(エスディーエムエー)とは、「対称性ジメチルアルギニン」という、細胞から出る代謝産物です。この代謝産物は、血液に乗り体をめぐって腎臓でろ過され、尿と一緒に老廃物として体外へ排出されます。

老廃物をろ過するのが、腎臓の中にある「糸球体」という、とてもとても細い血管のかたまりです。

糸球体のろ過する機能が低下すると、血液中の濃度が濃くなります。このSDMAの数値を調べることで、ろ過機能が正常に働いているかどうかを知ることができるのです。

 

今までは、この腎機能を評価するのは「BUN」「CRE」という項目が主でした。

「BUN」「CRE」は、腎臓のろ過機能の低下のみでなく、食餌や筋肉量に影響を受けます。偏った食事、高齢化に伴う筋肉の低下、その他の病気によっても数値に影響が出るため腎機能の評価をすることが難しいです。さらに「CRE」に関しては腎機能がかなり低下した状態になってから数値が上がってくるため、早期に気付きづらいです。

 

腎疾患は猫😺の3頭に1頭、犬🐶の10頭に1頭がかかるとされている病気です。

現在、当院では健康診断、術前の検査にSDMAを加えています。

通常の血液検査と一緒に行えますので、お気軽にご相談くださいネ🍀

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